生地の特性
お世話になっております。
モードグランディーの家合です。
もう今週から9月になりますね!
まだ夏らしいことができていないので少しだけ名残惜しい気持ちはあります…笑
さて、今週は生地の特性について少しだけご紹介いたします。生地の特性を知りユニフォームの作成時に参考にして頂けたら幸いでございます。
まず、生地を大きく分けると植物繊維と化学繊維に分かれます。
植物繊維とは綿、麻などになります。
綿は自然界に繁殖する為、5000年ほど前から繊維として扱われてきました!
綿の特徴
メリット 肌触りがよく涼しい。吸水性に富み、熱に強くて丈夫。染色性や発色性に優れている。
デメリット 縮みやすい。シワになりやすい長時間日光にあたると黄変しやすい。
綿は燃えにくく、綿特有のふんわりとした質感がありワンピースなどに使用すると風合いのあるかっちりし過ぎない可愛らしい雰囲気になります。
麻の特徴
メリット 通気性が良く、水分の吸湿や発散性に優れているため、清涼感がある。シャリ感がある。水に濡れると強くなる。
デメリット シワになりやすく、摩擦で毛羽立ちやすい。保湿に乏しい。濃い色は白けやすい。
ちなみにですがリネンは人類で最古の歴史を持つ繊維です!
夏物衣料に用いられる事が多く夏っぽさをだすのにはうってつけな繊維です。
化学繊維とは自然界ではなく人間が生み出した繊維です。
化学繊維にはレーヨン、アセテート、ポリエステルなどがあります。(他にも種類が多くありますが凄く多くの種類がある為、代表的なものを紹介致します)
レーヨンの特徴
メリット 吸湿性・吸水性が良い。光沢があり着心地が優れているドレープ性がある。染色性が良い。
デメリット 水に濡れると強度が半分ぐらいに低下する。洗濯で縮みやすい。シワになりやすい。摩擦に弱い。水ジミができやすい。
婦人服に用いられることの多い生地です。
高級感のある風合いに仕上がる為、ワンピースなどによく使用されます。
アセテートの特徴
メリット 吸湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維などで滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。
デメリット シンナー・除光液などに溶ける窒素酸化ガス(ストーブや自動車の排気ガス)によって変退色をすることがある。
トリアセテートもこの種であります。
立食に使用する、ブラウスなどにもよく使用されます。光沢がありサテンとは違う重みのある風合いに仕上がります。高級感のある方仕上がりの為、華やかさを飾るのにはうってつけな生地です!
ポリエステル
メリット シワになりにくい。型崩れしにくい。非常に強い。丈夫である。乾きが早い。
デメリット 吸湿性が少ない。静電気が起きやすい。汚れると落ちにくい。
ユニフォームでは定番のポリエステル!やはり丈夫で型崩れがしにくい生地はスーツにうってつけです!今では綿の風合いに似せた生地や、綿と混合させて織っているものもあります。
さて、先週ご注文いただきました商品をご紹介させていただきます!!
立ち襟アンサンブル 30着作成 18,000円(税別)
ホワイトドレス 35着作成 18,000円(税別)
以上でございます!
来週はバンケット協同組合の総会ですね!
ご挨拶できること楽しみにしておりますm(_ _)m